年末は「紅葉鬼」を見てました
こんばんは。ななまるです。
年末はようやく届いたブルーレイ
「紅葉鬼」を見てました。
「紅葉鬼」はBL、こっちはボーイズラブです、
「抱かれたい男1位に脅されています。」の劇中劇です。
高人さんを綾木千広が襲うハナシの一部として出てくるのですが
その話をちゃんとした形で1本の演劇として作り上げています。
遥か昔、鬼と人間が暮らす世界で
鬼の頭目、呉葉と人間の帝が惹かれあい、子(繁貞)をもうけるものの引き裂かれ、
繁貞は鬼と人間との停戦のあかしとして人間に引き取られ、
鬼には異母兄の経若が引き渡され平和共存を図れたと思ったのもつかの間、帝を妖術で支配する陰陽師摩爬(するは)による陰謀で
繁貞の育ての親惟茂の急襲により鬼の里は壊滅、
呉葉は殺害され残った鬼たちは戸隠に落ち延び
力を蓄え、人間に復讐する機会を
そして繁貞に鬼の力を覚醒させる機会を窺っていた。
経若の「血」を利用して・・・
圧倒的な力で戦いを有利に進める鬼たちの姿、
帝を操る摩爬、逆らえない惟茂、やさしい「人間の」繁貞
皆舞台の上で活き活きしていて紅葉鬼の世界に引き込まれます。
カッコ良かったのが惟茂、
殺陣の切れの良さとセリフを言うときの細かい動き、
バックステージの物凄いシャイなところのギャップで
自分がオジサン好きなのかと勘違いしてしまうくらいでした。
高人さんの経若役の陣内将さんはすごく声がきれいで
声だけで「おッ」ってなってしまいます。
動きもすっと動いて→くっと止まって→決め
みたいないつもカッコよく、
きっと高人さんもこんなカンジなのかと思ってしまいます。
綾木千広の繁貞役、菊池修司さんはものすごくまじめで
まっすぐな感じが綾木というより高人さんと出会った頃の
チュン太のようでした。
劇中、ぐあああっとかぐぉぉぉぉっとか叫びっぱなしで
のどが大丈夫か心配になります。
で、演技が無いときはおどおどして
小動物のようでやたらかわいらしいです。
綾木ぽかったのが鬼の伊賀役の中村太郎さん。
バックステージから舞台挨拶、トークショウと
めちゃくちゃイジラレてなんだかんだ言いながら
楽しそうなところがほんと綾木っぽい。
映像特典のバックステージやなんやらで大活躍は
熊武役の高木俊さんと摩爬役の富田翔さん。
バックステージでみんなの笑顔を引き出していました。
もーやりたい放題って感じでした。
おまん役の鎌田英怜奈ちゃんが物凄く可愛く
みんなメロメロなのが見ていて伝わってきました。
本編も素晴らしいですが
特典映像が楽しく、高人さんもこんなカンジの
楽しいバックステージにいたのかと思ってしまいました。